DAD MOM GOD@心斎橋クラブクアトロ Kicking for Kicks TOUR

2008年6月にZepp Osakaでのスカパラのライブ以来から2年近く。
新たに動き出した冷牟田さんの音を聴きにクアトロへ向かう。



失礼ながら、新譜も聴かず、メンバーがどんな方々かの情報すら頭に入れずに当日。
そんな気持ちで来た今日。


三桁のチケットにも関わらず、嬉しいことに最前列右端におさまることができた。
開演までの間、前回ここに来たことを思い出す。
そう、ここからサニーデイを見たんだっけ?あの時は3人だったんだよね・・・とか。


今日、入場待ちの間、TWITTERを見ていたら、『サニーデイ・サービスからの大切なお知らせ』という呟きを見る。
もちろん、固まった。
というより、気持ちがグダグダになった。
サニーデイ×トラキャンの素晴らしい音を思い出しては、撃ちひしがれていた待ち時間だった。


そんなこんなで開演時間を少し過ぎた頃に、メンバーが登場。
あれ?森さん?
とか、
あれ?どっかでみたぞ・・・。TRIBECKERの人だよね?
とか。
今回のツアーは、Gt森雅樹(ego-wrappin')、Bsウエノコウジthe HIATUS)、Tpタブゾンビ(soil&"pimp"sessions)、Sax田中邦和、Bsax青木ケイタ(tribecker)、Dr池畑潤治(Rock'n'roll Gypsies)と超!豪!華!


1曲目が始まる。
最初は様子見な感じもあったけれど、2曲目からドキドキがとまらない。
気づけば、鳥肌がたっていた。
鳥肌がたつなんて、いつぶりだろう。


ステージの中央にいたのは冷牟田さん本人なんだけど、スカパラの時に感じていた印象とは全く違っている冷牟田さんだった。
きっと、いろんなものをスカパラの時には背負ったり、客席が背負わせていたのかもしれない。
ステージ上では、DAD MOM GODだった。
誰が、何で、どうで、そんなことは関係ない。
この音を出しているメンバー7人のDAD MOM GODというバンドだ。
ワタクシにはそう見えたし、そう聴こえていた。


4月に出た新譜ばかりで、開始からアンコールまでで1時間半位。
短かったけれど、グダグダのワタクシの心に喝が入った感じ。
ありがとう、冷牟田さん。
いや、DAD MOM GOD。


■今日のびっくり
やっぱりメンバーの豪華さにびっくり。
青木さんに至っては、どこでみたっけな・・・とライブ中、ずっと考えていて、半分位たったところでようやく気づく有り様。
すいません・・・。
だってさーーーーーー。( ̄へ  ̄ )


■今日の一番
やっぱり、MONSTER ROCK
スカパラで何回となく聴いていたけれど、スカパラのそれとは違っていて、荒削りだけど、ぞくぞくする感じがとてつもなくよかった。
決まり事でなく、整ってなくても、今のワタクシにはぐっときた。



久しぶりに気持ちいい疲労感に包まれながら、金星と月が見えなかった5月の夜。