KAN 弾き語りばったり#17 もしもヒアノがぴけたなら@京都市北文化会館

KANちゃんの弾き語りツアーも#17までやってきた。
素数で表されているので7回目なのかな?

今回はツアーの初日。
ほかの会場も行きたかったけれど、予定が合わず、初日だけになった今ツアー。
さあ、どうなる?
結果からいうと、かなりレアだったと思う。
何がレアか?
それは初日だから。
MCも探りつつ、ということでグダグダ感がいつもよりすごい。
でも、それだけ素のところが垣間見えた気もする。

何がよかったかって、もちろんピアノだ。
スタインウェイのピアノが。
違う、違う!
ビリー・ジョエルやジョン、ポールのモノマネが。
それも違う。
でも、もの凄く巧い。
偉大なミュージシャンの、その楽曲達に影響されているところを
丁寧に見せてくれるその様がたまらないのだ。
それが、ビートルズデビュー50周年のその日だったりもして。
いや、これもちょっと違う。

椅子に座っているこちらが、小さなことにドキドキ、ハラハラしていたが、
そんなことも含めてまるっと心を掴むのだ。
KANちゃんの唄声とピアノは。

ワタクシは2曲目で鳥肌が立っていた。
そして、3曲目ですでに泣きそうだった。
でも、そのあとは笑顔・笑顔・笑顔だった。

全体はこんな感じ。
・老眼鏡じゃね?っていうメガネ姿。
ビリー・ジョエルジョン・レノンポール・マッカートニーの真似る。
 (もちろん、敬意を込めて)
・初めてのギター弾き語り。
・まさかの『秦』の弾き語り。
・生牡蠣や寿司登場。
・終わりは『いいないいな♪ニンベンっていいな♪』

全く以て、わからない人にはさっぱり内容が伝わらない表記だけど、
わかる人にはわかるのだから、これでいい。
っていうか、ワタクシが思い出せればそれでいいんだから。

次はいつ聴けるだろうか。
時々、あの時の感情を思い出すのもいいかもしれないね、ワタクシ。