ラブラブライブ@青森県立美術館

今年最初の遠征は青森!
なんとまあ、こんな遠いところまで遠征するとは自分でも思っても見なかった。
先日の飲み過ぎが祟って、風邪をひいてしまたけれど、行ってしまえば楽しめるだろうということで決行。


【1/30】
青森についてひとまず荷物を預け、バスで青森県立美術館へ向かう。
つくと雪の中にたたずむ白い建物。

なんだか1年前の金沢21世紀美術館が脳内に蘇る。

会場だけでなく、駅やいろんなところで見たラブラブショーのポスター。
中を見てみると、来て正解。
美術館の建物自体が凄くいい。
そして、学芸員の方の服装も普通の美術館と違っていて、こちらもワクワクする。


企画展はそりゃもう、それぞれが素敵でカラダが疲れなければずうっと見ていたい位。
椅子を置いてあれば、1日中ぼうっとできるほどだ。
そして、ここが青森、いや日本だなんてことすら忘れてしまいそうになるような雰囲気。
日本でこんな感じの美術館や展示は初めて見るかもしれない。


ラブラブショーもさることながら、奈良美智さんのでっかい犬にも圧倒される。

夏場なら犬の側に駆け寄ることもできるとのこと。
今日はぐっと堪えて、ガラス越しに見上げる。


開場時間が近づいたので会場へ入る。
一番目は青森のバンド、うきぐも。
途中、ドキドキしながらもなんだか優しい気持ちにさせてもらった。
青森からのもてなしって感じで。


二番目は曽我部さん。
ギターを片手にすたすたと登場。
唄い始めたのは、She's a Rider。


弾き語りのライブは本当にステージで演奏するその人、一人対聴衆。
この緊張感と、些細な音、椅子や弦や息づかいがとてつもなく迫ってくるこの感じがたまらない。
演奏する人にもこちらにも逃げ場がないって感じ。
その様が、唄声とともに、こちらの胸をかきたてる。
ああ、やっぱりこの唄声が聴きたかったんだと改めて思う。
この日のライブの様子は こちら


そして最後は慶一さん。
3度目だけど、ほんの少し唄っただけで腕をつかまれたようなそんな感じ。
知らない曲も多かったけれど、そんなの関係ない。
いい唄声と演奏はちゃんと届く。


ラストにWケイイチで聴きたかった『Da Da Da』。
やった!また聴ける!
声にならない程の声で一緒に唄う。
ああ、青森まで来た甲斐があったってものだ。


ライブは3時間。
終わって外にでるとまた違った顔の青森県立美術館

寒いけど、3時間の熱にやられてこの感じを忘れたくない。
見上げると夜空にお月様。



旅は道連れで3人で食事を終え、ホテルに帰る。
暖まった後、カーテンを開けるとそこには『のらくろ』!

まじでーーーーーーーっ!
忘れてた!
ああ、この失態!
暖まってなかったら一人でも呑みに行ったのに(悔)


悔しさを押さえつつ、PL顆粒を飲んで寝床で丸くなる。


【1/31】
帰りの飛行機までの時間は、今日はストーブ列車に乗ってみる。
ローカル線の旅。
1時間に1本、いやそれよりも少ない位の電車に乗る。
雪景色でやたら明るい車窓に目をやると、でっかい山!山!山!
岩木山だそうな。
無知なワタクシだから全くもって知らなかったけれど、富士山並みに美しいその姿にやられる。


乗り換えに1時間程あるので待合室で待っていると、近くにねぷたの博物館があるとの情報を入手してきて下さった。
GJ!
この博物館がなんとも迫力があって良かった。
場所は五所川原


博物館に入るとそのでかいねぷたに心を持っていかれる。
ずっとすげー!とかうわー!とか、ボキャブラリーの少ない言葉を発していたように思う。恥ずかしいけれど。
でも、ねぷたを見たことのない者でも、建物におさまっているねぷたですらその迫力と力強さの前で雄大に動くであろうねぷた祭りが容易に想像できる程の迫力。
ああ、いつか、両親を連れてきてあげたいなあ。


ねぷたを見終わって、お土産ものを見ているとこんなもの発見!

この中も赤いりんごのジュースがなんともくどくなく、それでいてりんごジュースではあり得ない赤色に心を持っていかれた。
財布も持っていかれた。250円也。


駅に戻り、ストーブ列車発車の時間が近づくと、どこからともなくたくさんの人たちでちっちゃな駅の待合室がいっぱいになっていた。

目的のストーブ列車に乗り込むと、まず、ストーブの前の席に座る。

熱っ!
かなりの熱にやられ、お隣の席へ移動する。
するめは買わなかったので鮭とばをかじかじしながら、ストーブと観光客の熱にやられながら、雪景色を堪能。

雪の少ないワタクシの住む町では想像できない大変なことがあるんだろうけど、小さい頃からの憧れは、いい歳になった今でも変わらない。


■今回の注目

こっちがモヤモヤするYO!


■今回のプレゼント

青森県立美術館でラブラブショーのカタログを買ったらついてきたポスター。
これをくしゃくしゃにせず持ち帰るワタクシ。
こんなことならwケイイチのポスター買っとくんだったなあ。


空港についてお土産を手にして家に着いたはいいけれど、結局は中耳炎と気管支炎まで併発したこの旅。
他にももっといっぱいあったけれど、書き留めておかないのもいい。
そんな耳痛と咳に悩まされて2週間後の2月の夜。


追記
詳細は こちら もどうぞw
無断リンクですいません(謝)