曽我部恵一BAND@心斎橋クラブクアトロ

行けるかな?
と思いながらも行ってしまった、クアトロに。
体調は悪くなかったけれど、押していた開場時間にかなり足がやられる。
っていうか、まわりの目の方が辛かったかも(汗)
こんな体で来るなっていう話ですからね。


会場に入り、必死で曽我部さんとケニ−さんの間の最前列を確保。
ふぅーーーっ。これで、2時間乗り切れる!と一安心。


今回のツアーは、『曽我部家一BAND PRESENTS "ROCK SONGS"』。
対バンは二階堂和美さん。
久しぶりのニカさんにワクワクしながら開演を待つ。


ベージュの衣装に未を包んだニカさんはいつもの笑顔で唄いはじめる。
曲名はすっかり忘れちゃったけれど、曽我部さんも言っていたように『楽器のような』歌声が響くとうっとりと聞き入ってしまう。
初めて聴く人が多いようだったけれど、コール&レスポンスで会場をわしづかみにするニカさん。
あの笑顔でやられたらたまらない。



さあ、次はソカバン!
と思ったら、後ろから詰め寄る圧力がすごい。
今度は
肋骨骨折するよ!大丈夫か?
と思いながらも、でっかい足をかばいながら、右足1本で跳ねてきたのは言うまでもないw
最前列でこんな状態の人がいてビビらせてしまって、お隣の女子、すいませんでした。


1曲目はいつもの・・・ではなく、『ほし』スタート!
これには度肝を抜かれる。
アレンジも変わっていた。
だからなのか、曲前も曲途中もその後の曲たちでもなんだか4人がいつもと違った感じに見えていた。
後日、曽我部さんが日記で『より強い表現に脱皮していくために』と言っていたけれど、
後日でなくても、今までにはなかった何かをやろうとしているのがよくわかった。


今までのツアーではどちらかというとソカバンの曲だけにシフトしつつあった最近。
けれど、今回は曽我部さんの曲なんかも織りまぜられていたせいか、ソカバンの曲も曽我部さんの曲もどちらもがより魅力的に感じられた。
次はソカバンがどんな曲たちを生み出してくるのかが、非常に興味深くなった、そんなライブでもあった。


とかいいつつ、帰り道はそりゃもう、大変で。
駅までのなだらかな坂を登りきったら、休まなきゃいられないという体たらく。
体は大事にしなきゃね。


■今日のセットリスト
ほし
キラキラ
プレゼント
夜明け前
うまくうたえるかな
結婚しよう
キミが僕のハートだけを壊す
オーロラ
テレフォン・ラブ
LOVE SICK
青春狂走曲
魔法のバスに乗って
ニカさんとセッション
STARS
MELLOW MIND
(順不同)


■今日のケニーさん
『うまくうたえるかな』を披露。
見ているこちらがドキドキするも、思ったよりリラックスされていたように感じる。
『ライフワークに曲を作るってことが僕にはなくて』と言っていたけれど、こんな優しい曲、なかなかできないよ。
少しずつ、少しずつ、これからもお願いしたいなー。


■今日のショボン
MC途中で曽我部さんが『大阪は今年は今日が最後かな?』と。
あの、マジで哀しくなるんですけど。
っていうか、11月に学祭やワッツーシゾンビの対バンで来られる予定なんですけど。


今年はCOUNT DOWN JAPANの開催がないからもう、遠征しないとしばらくは見られない。
曽我部さんも日記に『来年はソカバンをおいといて、サニーデイとソロをやりたい』と言っていたから。
ソカバンファンとしては、非常に嬉しいやら淋しいやら微妙な思いに揺れる10月の夜。