US AND THEM@日比谷野外音楽堂

脱退の知らせを聞いてから3日。
まだ頭の中で整理ができていないまま、会場へ。


会場を見ると、やはり野外はいいね。
ここにきただけで気持ちがわくわくしてきた。
兄さん達が出てくるまではこの気持ちはしまっておこう。
お酒を飲みながら。


トップバッターは吾妻光良&The Swinging Boppers。
吾妻さんの声はいいね。
くるね。血圧とか血糖値とかねw
MC中も倒れないかとちょっとドキドキした。
お年がね、お年だし、歌詞がね、歌詞だし。


でもすごかったのはこれだけじゃない。
演奏が終わってはけたのに、トップバッターからアンコールの声があがる。
イベントではあり得ないから。
けれど、これにしっかりと答えてくれる吾妻光良&The Swinging Boppers。
嬉しすぎる。


ああ、次に聞けるのはいつのことやら。
関西でのライブはなにかと、いろいろかぶってて行けない。
次ももちろんかぶってる(涙)


2番目はもちろんYOUR SONG IS GOOD
いつもの如く、サウンドチェックをメンバーでやってる。
ああ、待ちきれない!とばかりに立ち上がってしまう。
野外でユアソン。
去年の淡路島以来か。いつか野外イベントでまた聞きたい。
#この時点で3本あけてた。我慢しての数値。


1曲目はもちろん、A MAN FROM THE NEW TOWN!
しょっぱなから、踊る!叫ぶ!
物販で買ったタオル振りまくる。
#隣のお姉さん、前列のお兄さんごめんなさい。


続いて熱帯ボーイとMOVE OR DIE。
新譜からの曲達はは好きなんだけど、つい脳内で欣ちゃん曰く『こんなところに着地するのか?』っていうのを何度聴いても思ってしまうのはワタクシだけ?
このあたりで、気付いたらJxJxがキーボードにサーファーが波に乗る前のようなポーズに。
何やってんだ!?(笑)
途中モーリスさんもピックを投げ捨ててたような。
あぁ、楽しかったな・・・(脳内リプレイ中)
THE CATCHER IN THE MUSIC、1234カリプソと続き、でもやっぱりブガルー超特急がくるとあがる。
ついついこの時はシライシさんのギターに釘付けになる。
やはりこの音なんだよ!と。
THE OUTROが流れた瞬間、『えーーーーーっ、終わっちゃうのか!』と思うぐらい、あっちゅうまの演奏。
9月まで待てるのか?ワタクシ。


ユアソンに続いては勝手にしやがれ
夏の暑いこの時期にスーツ。
それも黒いスーツ。
武藤さんは茶色。素敵すぎ。
独特のこの感じがたまらない。やはりSUNのビークルよりもボヘミアンの勝手か?
勝手を野外で見る時にいつも思うのは『もっとボーカルの音、大きくしてくれ!』


勝手に続いてはもちろん、浜野謙太!w
いつ出てくるんだ?と思いながら、ふと気付いたらカクバリさんが押し語り機材をセッティングしてるじゃないか?
スカパラの前に押し語り!?
いいのか、ハマケン!?
兄さん達の前でいいのか、ハマケン!?
大丈夫か、ハマケン!?
初見の人には何事かと思われてるんじゃなかろうかと心配したけど、そこは懐の深い音楽好きが集まったとみて、なかなかの盛り上がり。
これもJBのおかげ?いやいや、浜野さんの実力。
でも段ボール肉まんネタはもう古いと思う、うん。
新しいネタを8月10日までには作ってこなくちゃね。>行かないけど。
明日もここでTb吹くんだよね、いいなあ、EGO-WRAPPIN’


そんなバカボンのパパスタイルのハマケンの後は、東京スカパラダイスオーケストラ


見たいような、見たくないような、なんとも言えない感情が入り交じる。


いつものスエーデンの城で登場したのは一番手はなんと欣ちゃん。
なんだかいつもと違うスタートを感じさせる。
そして欣ちゃんのドラムをたたき始めてと同時ぐらいかな?沖さんや大森さんとメンバーがステージに上がる。
そして、やっぱりセンターにはいない。


フェスでも定番のTONGUES OF FIREはいつもは力強く拳をあげるけど、こみ上げてくるものでいっぱいになってしまって、気付いたら涙が止まらなかった。
求めることでも追いつめてたのかな、とか、なんで?とか、いろいろと思うところはあったけれど、ステージ上のの9人を見ていたらこんなことしてちゃ駄目だ!とこちらが檄を飛ばされてたように思う。
その真ん中を、あるはずの姿をみんなで埋めるように、そしていつも以上に盛り上げるんだよ、って感じさせる演奏だった。


大丈夫、今もこれからも。立ち止まってちゃだめだ。
そう思わせられた。
そんな演奏だった。


楽しむしかない!


新譜やフェス定番曲をふまえつつ、964も。
やっぱりPFツアーとは違う音になったんだなと感じる。
ルパンでもそうだった。
川上さんのこーーーんっがなかったけれど、沖さんがオルガンかかえてステージ中央に、そこに絡むかのように川上さんも中央に。
いつもと違っていたけれど、ステージ上だけでなく、みんなが必死に走っていたように思う。


最後にPride Of Lions。
ふみおさんも冷牟田さんもいないけど、これからもスカパラについて行こうと思ったそんな1曲になった。


アンコールでは吾妻さん達が呼ばれるのかと思ったら、ハマケンまでの全出演者がステージ上に集結。
武藤さん、拡声器は何に使うんですか?
JxJx、恐れ多くも沖さんのキーボード弾いちゃうんですか?
ハマケン、こんなに先輩方に囲まれて大丈夫ですか?
そんなもう、ごちゃごちゃなアンコール。
豪華すぎ!
で、演奏した曲は『BRIDGEVIEW』。
いやはや、こんなにいろんな人のソロを聴けることもそうない。
そんな中でハマケンは北原さんに至近距離で煽られながらもしっかとソロを演奏されておりました。GJ!ハマケン。




こんな夜はもっともっとビールを飲んでおけばよかったと後悔した7月最後のライブの夜。