あの瞬間は仕事中で、揺れにも全く気づかなかった。
でも、それからはテレビに映し出される映像に心をズタボロにされる日々。
でも目を離すことが出来なかった日々。


荒吐で見た、
空港への道すがら見た、
はらこ飯を食べに行く道すがら見た、
雨が降る海岸から見た、
あの景色たちが押し寄せてきてたまらなかった。


それは一年たった今でも変わらない。


遠くはなれたこの場所だけど、何も出来ずにいる自分がやりきれなくて、
未だにテレビを一人で見ている時に映像が映ると耐えられないでいる。


でも、今日は一人じゃ心細いので、
ずっと風とロックUSTを見ていた。
いろんな話や音楽で心強くいられた。
ありがとう、箭内さん。


でもこのままじゃダメだ。
明日も明後日もずっと続いて行くけれど、変わらなくちゃいけない。
変えなくちゃいけない。
絶対に、だ。